樹脂系すべり止め舗装(ニート工法)

概 要

「ツジ・カラーR」は、一般的には、既設または新設のアスファルト舗装、コンクリート舗装面上に、バインダとして可撓性エポキシ樹脂を薄く均一に塗布し、その上に耐磨耗性の硬質骨材(黒および着色)を散布し、路面に固着させる工法で、乾燥時はもちろん湿潤時においても高いすべり抵抗を維持することを目的としています。工法としては表面処理工法として位置づけられ、略式慣用語としてニート工法と呼ばれています。
更に、着色磁器質骨材、炭化価珪素質骨材、トップコートを適用することによって、すべり抵抗性の他に鮮明なカラー化を図り、路面標示としての危険個所伝達能力を有しています。

特 長

◆路面とタイヤの摩擦抵抗を高めるのでブレーキングを助けます。
◆舗装を明色化することで視認性を高めドライバーに注意を促します。
◆カラー化することで通行区分が明確になり安全性を高めます。
◆ノンスリップ効果が高く快適な歩行感が得られます。
◆骨材に自然石を用いることで機能性景観舗装としてもご利用頂けます。
◆下地舗装との接着性、耐摩耗性が高いので耐久性に優れています。

摘要場所

横断歩道、踏切手前・右折ゾーン、合流地点手前、坂道・交差点内部、交差点流入部・三叉路・カーブ手前、カーブ地点・歩道、通学路、遊歩道、暴走族対策