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先輩の声

「もっと上へ」と
自分の心に呼び掛ける

工事部(舗装) 向岩 泰

責任重大

幼いころ、少年の眼は工事現場に憧れを見ていた。
北陸自動車道・敦賀管内舗装補修工事、当社の100年近い歴史の中でも、最大級の規模を誇る一大プロジェクトだ。
指揮を執る現場代理人は向岩泰。平日は社宅のある敦賀市を生活の拠点とし、週末に妻子の待つ大野市へ帰る。「仕事にやりがいはある。でも、子供の顔が恋しいことだってある(笑)」。家族の元気な顔を見ることを励みに、仕事を続けている。 
高速道路工事は「夜明けから日没まで今は7時前だけど、夏は4時半から」。2班の作業班が最大限の仕事ができるように、「打合せ不足などの人為的な要因で工事を止められない」。重い責任を、その逞しい双肩で受け止める。

ものづくりへの思い

土木業に従事する父のもとに生まれ、福井高専に進み、担当教諭からの勧めでこの会社を志望した。「父の仕事を見ながら、ものづくりって凄いなと、子供のころに漠然と思った。作ったものが残る、人に使ってもらえる、そんな仕事をしたかった。とは言え、この会社については、舗装をやっていることしか知らなかったし、舗装と土木の違いを知ることからのスタート(笑)」。
厳しい上司の熱い指導を受け、しっかりと吸収して、成長を遂げてきた。先日、途中経過の検査で優秀な評定を受けたが、「自分よりも、サポートしてくれる後輩たちが優秀だから」と謙虚に受け止める。その姿勢は、上からの信頼も厚い。

やりがいをみつけるということ

建設業とは「今ある暮らしやシステムなどを、今以上によくするためのものづくり。魅力もそこにある」。学生の頃、実験などで得た「達成感」と、現場を仕上げた「達成感」に変わりはないという。「好きという気持ちをずっと感じることが出来るのは幸せなこと」。
それは彼が、仕事の魅力や、やりがいを自ら探す、前向きに物事をとらえ、感じる努力を続けてきたからなのかもしれない。それは建設業にかかわらず、どんな仕事をする上で忘れてはいけないことではないだろうか。「何事もやってみないと、その物の本質は理解できない」。

会社の看板

入社して間もない頃、富山の高速道路の現場を担当した。「まだ何も分からなかった頃で、力不足と孤独を痛感した」。
それでも仕事をやめようと思ったことは一度もないと胸を張る。「辛くても、まぁ、なんとかなる、と思ってやってきた。とにかくもがく。勿論、他の人にもたくさん助けてもらってきたが、それに報いる意味でも、自分でできることは全部やる。それは全然つらいことではなかった」。
自分が携わる現場で人と繋がることが嬉しいと語る。「自分が会社の看板を背負っている以上、そこでいい仕事してくれたといわれるために、手は抜けない。それはプレッシャーでもあるが、だからこそ、燃える」。

プライベート

毎週末、家族の待つ実家に帰れば、心優しい父親であり夫。妻と子への感謝を常に忘れない。大野出身でウィンタースポーツはお手の物。先日には8歳になる息子がゲレンデデビューした。
「最近、ディズニーランドまで車で行ってきたんだ」と目を輝かせる。尤も、彼を喜ばせたのは夢の国ではなく、そこまで結ばれた道路。「新しい工事を見るとワクワクする」。完全な職業病である。

プロフェッショナルとは「お客様を一番高い水準で満足させるために、何をするべきか考え、実行すること」

「仕事をして、評価してもらい、その成果の「お給料を貰う」ことはとても嬉しいし、満足感を得る。それに見合うだけの対価を、会社にも、お客様にも、使われる人にもしっかりとお返ししたい。そのためにどうしたらいいのか、最善を尽くすために手は抜けない。合格点の80点を目指したら80点しか取れず、やがてそこで満足してしまい、成長が止まってしまう。自分は、もっと上、もっと上へと、自分に呼び掛けられる人間でいたい」。
幼いころに父の背中越しに見た工事現場。心躍り、携わる人にかっこよさを感じた。視線が上がった今、「職人魂」とも呼べる熱い思いと責任感で、彼は、あの頃の自分の「憧れ」に挑み続ける。