クロストーク01役員編

原点に立ち返り、
世の中に必要とされ続ける
会社を目指す。

取締役副社長

辻広 昌平

平成28年入社

専務取締役

塚本 純一

昭和52年入社

常務取締役

室田 浩信

昭和59年入社

辻広組の役員はどんな人?

辻広組の経営を支える3人はどんな人物なのでしょうか。まずはお互いの人柄について語っていただきました。

辻広

普段から3人で話すことが多いので、あらたまってお互いのことを語るのは恥ずかしいですね(笑)。
専務と常務はほぼ新卒からこの会社にいて、会社を引っ張ってくれている存在。
常務は普段仕事ではとても真面目ですが、お酒を飲むと途端にご機嫌になるんですよ。

室田

ほやね(笑)。私もお酒は好きだけど、専務も若い連中と気軽に飲みに行くタイプ。
ずっと現場のことを見てきて、新人からベテランまでみんなからの信頼が厚い人です。
マラソンでは専務はたしか、福井県内の50代でトップクラスの記録を持っているんですよね?

塚本

最近はあんまり走っていないけどね。
副社長は私や常務が持っていないものを外から取り入れてくれた人。
面食らったこともありましたし、ついていくのも大変ですが、
この歳でチャレンジするのもなかなかいいものだなと思っています。

辻広

私よりよっぽど会社の歴史に詳しいお二人ですが、
こうやって若造の意見を聞いて取り入れてくれるのは本当にありがたいですね。

入社して感じたのは「意外とイケてる会社」

2016年4月に帰郷し、辻広組に入社した副社長の辻広氏。
外から見ていた会社の印象と、入社してから感じたことを語っていただきました。

辻広

幼い頃は正直、辻広組がどんなことをやっているのか、
細かいことは何もわかっていなかったんです。でも入社してみたら、
専務や常務みたいに頼りになる人たちがいて、今後を担える若手も育っている。
実際、会社のなかに入ってみると「意外とイケてる会社なんだな」と思いました。

室田

我々はお客様に喜んでもらおうと、仕事に対しては絶対的な自信を持っています。
でも辻広組を世の中に広く知ってもらおうと発信したり、
ブランディングしたりすることに関しては、正直不得意だったんですよね。

塚本

会社の10年後を考えた時に、ベテランがいなくなった後のことも気づいていながら
見て見ぬ振りをしていたところがありました。そこを副社長がしっかりと向き合い、
改革したことで、社内の風通しがよくなっている手応えがあります。

辻広

たしかに辻広組はここ数年で採用や人事評価などの仕組みを大きく変更しました。
それによって若手を中心に、仕事や会社に対する意識が変わってきていると実感しています。
「誰のために良い仕事をするのか」。
一人ひとりの意識が辻広組のブランドイメージにつながっていると思いますね。

時代を経てフラットな社風へ

大正15年の創業から現在まで、辻広組の会社や社員を取り巻く環境はどのように変化してきたのでしょうか。

辻広

お二人の若い頃と比べ、会社の雰囲気は変わりましたか?

塚本

そうやね、昔の辻広組は「上が白と言ったら黒でも白だ」という風潮があったんですよ。
僕たちもそういう世代に育てられてきました。

室田

たしかにワンマンな社風のもとでは一体感が生まれるかもしれませんが、
それでは働く意味を見失いがちです。今の若手は上下関係なくすごくいい雰囲気。
先輩が後輩を怒鳴りつけるなんてことはまずないですからね。

辻広

仕事環境はどうですか?専務や常務の若い頃とは違いますか?

塚本

現場の環境は昔に比べてだいぶ変わりましたね。
休みは増えたし、現場監督の作業もいちいち書類を書いていたのが
今ではパソコンで簡単にできるようになったので、負担は減っていると思います。

室田

だからといって昔がすごいかというとそうでもないんですよ。
いつの時代も一生懸命やる人はやるし、いい加減な人はいい加減(笑)。
今の若いメンバーは前向きで頑張っていますよ。

成長の秘訣は「少し上の課題に挑戦させること」

辻広組では入社2〜3年目から大きなプロジェクトを担当することもあります。
若手のうちから実力を発揮できる人材を育てるための教育方針とは?

辻広

最近の若手社員の成長は著しいですよね。
辻広組の教育がちゃんと息づいているんだなと感じています。

塚本

辻広組の教育方針は、「今よりちょっとだけ難しいことに挑戦させること」なんです。
もちろん一人ひとりのスキルや経験を見極めることが前提ですが、
これくらいならできるかなということを思い切って任せるので、成長速度が速いのだと思います。

室田

はじめから「こいつはできないやろ」と任せないのが一番だめですね。
何千万、何億という仕事を手がけるわけだから、プレッシャーも大きいですし、
任せる方の覚悟も求められるんですよ(笑)。

塚本

今でも覚えているのが、入社2〜3年目の社員に高速道路のトンネルの修繕工事を任せたこと。
工期的にも難しい仕事で、普通ならベテランが担当する仕事なのですが、
思い切って任せてみたんです。昼夜問わずの現場でしたが、見事にやりきったのがすごかった。

室田

その時の社員は今では中堅社員ですが、立派に活躍してくれています。
新入社員も1年経つだけで顔つきが驚くほど変わるんですよ。
いろんな現場にいって揉まれて成長するんでしょうね。
なかなかこういう業種はないんじゃないかな。

辻広

建設業の仕事はダイナミックで、多くの人やモノ、お金が動きます。
それを入社して数年ほどでプロジェクトリーダーとして任され、
やりとげるのはすごく面白い仕事ですよね。
前向きに取り組めば、成長スピードは他の業界に負けないくらい格段に速いと思います。

どんな困難な状況でも突破するために

辻広組で活躍できるのはどんな人物なのでしょうか。求める人物について3人の考えを伺ってみました。

室田

元気がいいのはもちろんですが、自分の考えを表現できることが大切。
多くの人がかかわる現場だからこそ、相手の想いを理解し、
自分の意見をきちんと伝えられることが求められます。

塚本

たしかにそうですね。それに加え、「我慢ができる」ことも大事なポイント。
工事にはトラブルがつきものですが、そこで諦めたら終わりなので。
どうすればできるかを我慢強く考えられる人は、どんな困難でも突破できるはずです。

辻広

工事は予想外のことが起こりますからね。
僕は「ブレないこと」かな。新入社員は入社までに月1回の研修がありますが、
そこで社会人としての自分の目指す姿を決めるんです。
何年経っても自分の原点に立ち返り、その想いをブレずに貫ける人は、
慢心することなく活躍できると思います。

100周年に向けて業界のイメージを変えていく

経済情勢や社会構造の変化により、建設業界を取り巻く環境は変わり続けています。
今後の辻広組が目指すのは、どんな姿なのでしょうか。

室田

土木・建設業界の一番の課題は人手不足。
幸いに辻広組は若い社員に恵まれていますが、人手不足で廃業に追い込まれる会社も
増えているので、業界としては非常に厳しいですね。
例えば大雪時に除雪を手がける人も年々少なくなっているので、暮らしにも影響が出てきますよね。

塚本

年始早々に降った大雪の除雪も大変でしたが、辻広組ではみんな率先して
現場に向かっていたのが印象的でした。新聞にも取り上げられるなど、
評価いただいたことは嬉しかったですね。これまで自分たちがやってきたことを
多くの方にもっと知っていただきたいなとあらためて感じました。

室田

そうですね。辻広組では「現場作業員」という言葉を死語にして
「技能班・技能員」という名称にするなど、地道ではありますが
業界のイメージを変えるような活動を積極的に進めていきたいと思っています。

塚本

辻広組は2026年に100周年を迎えますが、この5年が大きな転換期。
どこにも負けない良い仕事をする会社になると同時に、
世の中に必要とされる会社であり続けたいですよね。

辻広

「良い仕事をしよう」という新しい理念は、まさに辻広組の原点に立ち返ったものです。
時代が変わっても「良い仕事をしてお客様に喜んでもらおう」という
「辻広イズム」が受け継がれていくように、我々も力を尽くしたいと思っています!

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